鶴見区医師会会長
芝山幸久
一般社団法人横浜市鶴見区医師会ホームページをご覧いただきありがとうございます。令和元年6月1日より鶴見区医師会会長に就任いたしました芝山幸久と申します。生まれも育ちも鶴見で、開業医を継いで3代目になります。鶴見区は人口29万、横浜市北東部に位置し、北西部の丘陵地、鶴見川流域、臨海部埋め立て地と山・川・海から形成されています。鶴見区医師会は横浜市医師会が昭和22年に発足と同時に誕生し、令和元年6月現在の会員数は248名、診療所151箇所、病院13箇所と数多くの医師が所属しております。会員一同、区民の皆様の健康保持と増進を図り、公衆衛生の向上さらには社会福祉を増進させるように努めております。具体的な活動内容は多岐にわたりますが概要を以下に示します。
1)予防接種、乳幼児健診、がん検診、特定健診など行政と協力し予防医学を実践しています。
2)保育園医、小・中学・高校の校医を会員から選出し協力しています。
3)休日急患診療所の管理、運営し休日の急病に対応しています。電子カルテの導入は18区の中で初めてです。
4)訪問看護事業、居宅介護支援事業、在宅医療連携拠点業務の一つとして「さわやか相談室」を開設し、安心して在宅医療・看護・介護が受けられます。
5)在宅医療、看護、介護の連携を深めるために、在宅ケアネットワークを推進しています。連携用のツールとして連携ノート通称「イエローノート」を作り活用されています。遺族の会「ハナミズキの会」区民公開勉強会開催に取り組んでいます。
6)会員の知識や技術のスキルアップを目指して医学に関する講演会や研究会、勉強会を年間60回近く開催しています。
7)災害発生時に備え、行政との協力のもと大災害に対応できるようなシステムを構築しています。
8)区民の皆様が病院、診療所、介護施設、調剤薬局を利用した際に薬や検査の重複、救急搬送された際円滑に医療が提供できるように鶴見区地域医療ネットワークシステム「サルビアねっと」を立ち上げました。「都市型」としては初めての試みです。
9)働く人々の身体と心の健康を守るため地域産業保健センターを開設しました。
10)在宅医療を受けている方で、担当医が不在時でも対応できるように、市内で初めて在宅医療バックアップ体制を構築しました。
11)鶴見区内の中核病院とは密接な連携を取り、病診連携を強化し、入院治療が必要な際には安心して速やかに医療を受けられます。
12)鶴見区医師会の会員同士は「顔の見える医療」を原則として、親睦を深める機会を多く持ち、病診連携、診診連携、多職種連携が円滑になるように日々努力しています。
他にも活動は多々ありますが、鶴見区医師会が区民の皆様がより安心して生活できるように日々努力してまいりますので、今後ともご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。